木材調達基本方針Timber Policy

目的・背景Purpose / Background

JKホールディングスグループは「快適で豊かな住環境の創造」という企業理念を果たすため、地球環境問題を経営の最重要事項の一つと考えています。そして、当社グループでは合板をはじめとする木質系建材を主力商品として取り扱っているため、木材や木質系建材などの森林資源を活用した循環型社会を構築することで、温室効果ガスの削減や生物多様性の保全にも貢献できると考えています。当社グループは、自然林の保護と持続可能な木材調達を継続していくために、以下を木材調達基本方針と定め、方針の実行に向け段階的に取り組みを進めてまいります。

適用範囲Scope of application

JKホールディングスグループ各社にて調達する木材及び木質建材製品、木質ボード類を適用範囲とします。尚、建築廃材由来の製品については、本方針の適用外とします。

基本方針Basic policy

JKホールディングスグループは、企業理念の実践に向け、以下の方針に基づいた調達に努めます。

  • 持続可能な森林保全のために、合法性及び環境・社会面を含む持続可能性が証明された製品の調達を推進します。
  • 保護価値の高い森林の破壊につながる木材の調達を回避します。
  • 関連法令を順守して調達を進めます。

行動規範(実施と運用について)Code of conduct

  • JKホールディングスグループは合法性のみならず、環境・社会への配慮、森林認証制度の積極的活用及びトレーサビリティの確保も併せ取り組みます。
  • 各国及び地域の特性に応じて段階的に実施し、その実施状況を定期的に見直し、継続的改善を進めます。
  • 取引先、専門家、行政などのステークホルダーとも協力し取り組みを進めます。
  • 本方針の実行状況について定期的なモニタリングを実施します。

この基本方針と行動規範を関係事業者へ周知します。Notice to related businesses

森林認証Forest Certification

JKホールディングスグループでは2017年5月に木材調達基本方針を策定しており、この方針に基づいた取り組みの一環として森林認証制度の取得及び普及に努めております。

中核企業のジャパン建材(株)ではFSC®及びSGEC/PEFCのCoC(Chain of Custody)認証を取得し、トレーサビリティが容易かつ信頼性が高い森林認証製品の調達及び販売を行っております。
JKホールディングスグループでは森林認証製品をはじめとした環境配慮型商品を積極的に推奨及び販売することが森林保護・維持に繋がり、ひいては地球環境や生物多様性の保全に寄与するものと考えております。

ライセンス番号
FSC®-C081849
ライセンス番号
SGEC/31-32-1388
PEFC/31-32-61