環境マネジメントシステムによる取り組み
Efforts based on the environmental management
system
JKホールディングス株式会社(以下「当社」という)及び中核企業のジャパン建材株式会社は2004年3月にISO14001環境マネジメントシステムの認証を取得しました。
それまで管理していなかったビジネスで使用するコピー用紙、事務所・倉庫の電気使用量、営業車・配送トラック・フォークリフトで使用するガソリン・軽油・ガスの使用量、廃棄物排出量の計測を開始し、削減策を実行してきました。また環境目標として、営業部門では事業に則した形で環境配慮型商品の拡販、事務部門ではコピー用紙の使用削減を設定し、目標の達成状況の確認、改善策の検討・実行のPDCAサイクルを回しています。
2021年度からは、企業のESG経営への取り組みの高まり、特に環境面の地球温暖化の防止につながる、脱炭素、カーボンニュートラルへの意識の高まりを受け、ISO14001の活動と連動させ、単に環境配慮型商品の販売量の増加のみを目指すのではなく、脱炭素へ社員の意識改革も意図し、環境目標を変更しました。当社グループは事業の中心で森林資源を活用しています。森林の温暖化ガス吸収、貯蔵効果を認識し合板・木材の主力商品を環境意識を持って販売できるよう、ジャパン建材の環境配慮型木質商品「J-GREEN」の販売材積を炭素貯蔵量に変換し、毎年の炭素貯蔵量増加を環境目標として設定しました。これにより自社事業活動が、地球温暖化防止へ繋がることをより意識し販売できるようになりました。全社員が環境意識を持って事業活動を行うことが脱炭素経営、持続可能性に繋がるものと考え、より効果的な活動となるよう、日々改善を図っています。これらは全て当社の環境方針に則した取り組みです。
なお、当取り組みは、2024年度より、より効率的な環境マネジメントシステム構築のため、ISO14001に準拠した当社独自の新たな環境マネジメントシステムに移行しました。
これまでの具体的な環境活動
ペーパーレスへの取り組み
- 文章管理アプリケーションの導入:FAXのデータ活用
- ノートPC・タブレット導入:資料共有による会議資料などのプリントアウトの削減
申請フローの電子化
LED照明の導入
JKホールディングス所有物件では全事業所にて導入済み
業務改善による残業時間の削減
本社ビル(新木場タワー)実績
* 2015年度比(ISO14001:2015現行規格開始時)