人口減少により新設住宅着工戸数も減少傾向にあります。しかし、それは今に始まったことではなく、現状でもピーク時の半分といわれております。にも拘わらず、私たちは昭和12年の創業以来、変化に柔軟に対応して、着実に成長を続けてきました。それはひとえに「量」ではなく「質」の向上にこだわってきたからです。
JKホールディングスグループは「快適で豊かな住環境の創造」を企業理念とし、建材の卸売事業を中心に製造業、小売業、そして建設業に至るまで、住宅産業を網羅する多角的な事業を進めております。
刻々と変化する住まう人のニーズに俊敏に対応できるよう、取り扱い建材のラインナップを日々充実させ、それらの安定供給に努めるにとどまらず、より良い建材、より新しい建材をお客様に提案しております。また、全国の工務店様・販売店様向けに、経営ノウハウの提供や煩雑な書類作成代行を行うことで、業界全体の「環境の質」の向上に貢献しております。本来、お客様が注力すべき営業や建設に特化していただくことで、住まいのクオリティを牽引する一助として信頼を得て、業界NO.1にまでシェアを広げてまいりました。
今後の新たな挑戦は木材の積極的な利用促進への貢献です。2050年カーボンニュートラルの実現へ向け、国を挙げて取り組む建築物の木造化・木質化。現在は、公共建築だけでなく民間建築へとすそ野を広げる木材利用促進において、私たちが資材提供を行うことで、グループとしての更なる発展と進化を遂げるだけでなく、地球温暖化防止に貢献することもできます。これらの挑戦は、私たちが重要課題として策定しているSDGsへの取り組み強化にも繋がるため、非常にやりがいを感じております。
同時にグループ間の連携強化やダイバーシティの更なる推進などにも積極的に取り組みながら、「企業は人 人は心」の精神を忘れず、「快適で豊かな住環境の創造」を企業理念とし、私たちはこれからも今あるものをより良いものにつくり変えてまいります。また、社員、取引先様、お客様、住まう人を幸せにすることで企業価値を発揮いたします。今後とも変わらぬご支援をお願いするとともに、当社グループのさらなる飛躍にご期待ください。
