TCFD提言に基づく情報開示Task Force on Climate-related
Financial Disclosures

リスク管理Risk Management

JKホールディングス株式会社(以下「当社」という)は、当社および当社グループ全体のコンプライアンスやリスク管理を有効に機能させるための機関として、コンプライアンス・リスク管理委員会を設置しています。
コンプライアンス・リスク管理委員会は当社代表取締役を委員長とし、グループ各社の関連部門の部室長をメンバーに選任し、3カ月毎に定例会合を開催する他、必要に応じて随時会合を行う等、コンプライアンスの推進とリスクの顕在化防止に努めています。
また、気候変動がビジネスに与えるリスクと機会はサステナビリティ委員会の下部組織、【サステナビリティ検討部会】《営業推進ワーキンググループ》で、移行リスク・物理的リスクの観点から広範囲に抽出しています。
そして、それぞれのリスクと機会につきその評価を、社内の課題なのか、社外を巻き込む必要がある課題なのか区別し、3つの重要度評価の基準*1から評価を行い、重要度を大・中・小と識別しました。
特に重要度が高いと思われるリスクと機会について、事業活動と連動した戦略の策定を進めています。
また、一連の検討内容は、サステナビリティ委員会へ随時報告され、サステナビリティ経営として推進、実践されます。サステナビリテ委員会は年1回以上開催し、その内容は取締役会へ報告されます。2022年度は三回開催されました。
さらに、この結果はコンプライアンス・リスク管理委員会にも共有し、グループ全体のリスク管理体制の中で検討・管理しています。

*1 重要度評価の基準

  • 将来的に財務上の重要な影響を及ぼす可能性があるか
  • ステークホルダーが関心を抱いている事象か
  • 重点商品に関わる項目か